外資系メーカー転職の入社試験を解説!英語のテストある?面接はどんな感じ?

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外資系の入社試験ってどんな感じ?

英語の面接とかあるの??

外資系企業の入社試験では、英語の能力が求められる場合、英語の筆記試験や面接があることがほとんどです。

私はTOEIC400点→700点までのばし、派遣勤めから大手外資系メーカーに転職を成功させました。日系企業の転職は4回経験していましたが、外資系の転職活動は全く違うのに驚きました。

TOEIC400点から大手外資系メーカー転職を成功させた経験談はこちら≫英語ができないのに外資系に転職できた私がやったこと5選

この記事では私が実際に経験した外資系転職の入社試験の内容や体験談を事細かに公開します。この記事を読めば、外資系メーカー転職の実態がわかり、試験前の心の準備ができます。

実際に私が入社試験を受けたときの入社試験内容はこちら

外資系メーカー企業の入社試験内容
  • ウェブテスト
  • 筆記テスト(現地)
  • 一次面接
  • 二次面接
  • 最終面接(現地)
Tsukino

他の日系企業と比べて多すぎる!!働きながらの転職活動だから本当にしんどかったです。

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目次

入社試験|筆記

入社試験はまず、以下の2種類です。

外資系メーカー企業の入社試験|筆記
  • ウェブテスト
  • 英語能力テスト

ウェブテスト

ウェブテストは、企業独自で用意された論理的思考を計るテストでした。ざっくり下記のような内容です。

  • 文章の構成を考えて適切な順序に並び替える
  • 図形の並びの法則性を見つけ、空欄に適した図形を記入する
  • 中学生レベルの文章問題で計算する
  • 現場で起こりそうな事例に対しての有効な手段を回答する

文章問題も実務寄りの内容でした。例)ある機械で1分間に20個製品を作れます。1ケースに12個の製品が詰められるとすると、1時間にこの機械が詰めることができるケースの数はいくつですか?

他の日系企業で受けたSPIテストと比べて難易度は高めでしたが、時間的には余裕がある感じでした。

Tsukino

でも一生懸命やらないと最後まで行けないぐらいです。

英語能力テスト

英語能力テストは本当に難しかったです。テストは本社まで行って受けにいきました。リスニング試験と筆記試験があり、当時TOEIC700点レベルだったのですが、太刀打ちできないレベルの内容でした。

Tsukino

全然手応えが無かったのを覚えています。

テストを終えてからの謎の空白の期間

さて、ここから面接の案内が来るまで1ヶ月空きます。サイレントお祈りか〜いと思いながら、一回忘れて、他の企業の転職活動を進めます。

忘れた頃に1通のメールがきました。長文で書いてあったので要約すると、「元々あなたが希望していたボジションでは落ちちゃったけど、あなたの経歴を人材プールに放り込んでおいたら、こっちのポジションでは選考続けられそうだけど、どう?」という内容でした。

実は、大手の外資系企業ではよくある採用方法だそうです。あるポジションに応募してきた人の情報を、企業全体の人材ネットワークに入れます。仮に希望のポジションがダメでも、他のポジションの人事が拾い上げて、このポジションではどうかとスカウトがくるのです。

Tsukino

うまく引っかかり、希望のポジションではなく、別のポジションでオファーがきました。

入社試験|面接

一般的な日系企業の転職の面接は、1回で終わることが多いです。しかし、外資の大手となると多角的な視点からの判断が重要ということで、複数回面接があります。

私の場合は3回でした。googleを受けていた友人は6回目の面接で落ちたと言っていたので、外資系企業は複数回の面接は当たり前のようですね。

 一次面接(ウェブ)

当時、働いていたこともあって現地に行くのは難しく、ウェブ面接にしてもらいました。コロナ前でしたが、効率を考えて、柔軟に対応してもらえるのはさすが外資系と思いました。

面接官は、もし入社した場合の上司に当たるポジションの人でした。面接官の情報を事前に調べて、面接官の出身大学の近くに住んでいたことなど共通の話題を出し、距離を詰め、話しやすい雰囲気に持っていきました。

面接官の事前情報(フルネームや役職)がある場合は、facebookやLinkedinで検索しておきましょう。Linkedinは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、自分の職歴をオープンに公開し、スカウトをもらうツールとして海外ではよく使われています。面接官の出身大学や経歴を知っておくと、人物像がイメージしやすいので、心の準備ができます。

最初は私の転職遍歴を突っ込まれ(20代後半までで転職4回してたので)、頑張って答えました。あとは御社の商品のこういうところに魅力を感じています!など熱意を伝えていきます。工場の現場に近いポジションだったので、現場のトラブルシューティングについても、過去の経験を絡めて話しました。

Tsukino

2日後に通過の連絡がきました。

 二次面接(ウェブ)

面接官は受けるポジションの本社のマネージャーでした。最初は日本語で、入社したらどんなことをやりたいかの話をして、ではここから英語で話してみましょうと言われました。めっちゃ焦りましたが、実は質問内容はそんなに難しくなかったです。意味は理解できたのですが、正直うまく返せなかったのですが笑。

面接官も苦笑いでしたが、日本語の会話ははずんだので感触はありました。事前調査で、面接担当者の方が社内でいろんな賞を取られていることがわかったので、それで話を盛り上げて、印象が良くなったのも効いたのかもしれません。

Tsukino

やっぱり事前調査は必須です!

入社試験|最終面接

ここまできたら流石に受かってるだろうと思いたいですが、みん就を見る感じ、最終面接で落とされた人もいたようです。油断はできないと思いつつ、いざ未来の職場である関東の工場へ出発!面接官は勤務予定の工場の工場長でした。

面接官である工場長も毎度の如く事前調査しました。結構フランクにお話ししてくださる人で、日本語の会話は弾みました。そして英語での会話はなんとちょっとだけ(工場長があまり英会話が得意そうではなかった?)でした。(ラッキー!!)

でも一番難しかったのが、工場でよくありそうなトラブル事例の話を聞いて、自分だったらどのように対処するか回答するものでした

私は、海外のサプライヤーが納期を守ってくれず、プロジェクトが遅れそうならどうする?と聞かれました。私の回答は現場に行って説得する!でした(安直)。よく通ったなと思います。

まとめ|外資系の入社試験は事前準備をしっかりしよう

最終面接後、1週間後に合格通知がきました。最後は合意通知までに時間がかかったのでとても心臓に悪かったです。

ウェブテスト開始から最終面接まで2ヶ月、空白期間含めたら3ヶ月、めっちゃ長く感じました。でも英会話レッスンで英語の面接の練習したり、面接官を事前にSNSで調べたり、やるだけのことはやったので感無量です。

日系企業の転職と比べると段階が多く、とても良い経験でした。たった1社の入社試験を受けただけですが、今までの転職活動とは全く異なるテストや質問に戸惑いながら、成長できたと思います。

難関と言われがちな外資系企業ですが、準備をしっかり整えて挑めば、壁はそれほど高くありません。気になっているならぜひ挑戦してみましょう。

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この記事を書いた人

20代で転職5回。TOEIC400点からオンライン英会話を駆使して、大手外資系メーカーに収入300万アップの転職に成功。30代でキャリア迷子になりましたが、キャリアコーチングを受けたことで人生が変わりました。キャリアに悩みながら、働きながら、育児しながら、なんとか生きています。

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