外資系に憧れているけど、英語力に自信がない…
TOEIC400点は、あきらめた方がいい?
年収が高く人気の高い外資系企業で働いてみたい!でも英語ができないから諦めよう…そう思っていませんか?
実は英語ができなくても外資系企業に転職できるんです!
私は大学卒業時TOEIC 400点の英語ができない部類にいましたが、いろいろ行動してTOEIC 700点まで伸ばし、某大手外資系メーカーに転職を成功させました。
この記事では、私が英語ができない状態から実際に何をやって外資系企業に転職したかを紹介していきます。
この記事を読めば、今英語ができなくても外資系に転職できる方法がわかります。私がやったことは下記の5つです。
・英語を話せる日本人とオンライン英会話
・英語圏の人とオンライン英会話
・ビジネス英語でオンライン英会話
・TOEICの勉強
・外資系の求人情報を常にチェック
ほとんどオンライン英会話じゃないか!と思われるかもしれませんが、本当に英会話の実践の量が大事なんです。それぞれ何を、どれくらいやったのか詳しく話しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
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外資系転職を目指すまでの経緯
まずは私の経歴と外資系を目指すようになったきっかけを説明します。前提として私は英語は苦手で避けてきていました。しかしとある情報を知って自分にできなくはないかも…と思うようになったのです。
筆者の経歴
外資系企業への転職まではほとんど英語には関わってきませんでした。また転職回数も多くて、日系企業だったらなかなか受け入れ難い経歴になっていたので、日々悩んでいたのを覚えています。
- 日本生まれ日本育ち
- 国立理系大卒
- 卒業時点のTOEICは400点(アドバイザーに新卒の履歴書にはTOEICのことは書くなと言われました…泣)
- 20代のうちに転職5回(うち2回は派遣)
- 29歳のときに某大手外資系メーカーに正社員として転職
英語ができないのに外資系に転職しようと考えたきっかけ
28歳の時点で年収280万、派遣、結婚したいけど予定なしという状態で、何かしなくてはと転職サイトを適当に見ていました。
そこで外資系企業の求人の年収を見て驚き(600万!?)、でも意外と応募のハードルは低いと知ってダメ元で挑戦してみようと思ったのがきっかけです。
外資系は過去の経歴よりもポテンシャル重視な気質があります。過去の経歴に自信がない人は、いっそのこと外資系の方が転職うまくいくかもしれません。
転職回数が多い私でも、面接でそんなに転職遍歴を深掘りされませんでした。
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外資系の転職で求められる英語力
外資系と言われると社員全員が英語ペラペラなんてイメージするかもしれませんが、意外とそうでない人が多いんです。応募してみたい企業の募集要件を見るとTOEIC何点以上と書いてあって、もしかしたら手が届く範囲かもしれませんよ。
TOEICの目安は700点
ビジネスに必要な英語が読めて、理解できる700点が基準になるでしょう。私が転職した企業もゴリゴリの外資系企業ですが、国内勤務であるため応募資格は700点以上でした。
TOEICだと英会話の能力がわからないのではと思いますが、実務では英文のメールやチャットでのやり取り、英文の資料を読んだりすることが多かったので、TOEICでも実務ができるかは判断できたようですね。
TOEIC800点なら海外赴任も視野に
海外赴任も業務にある場合は英語のハードルが上がります。現地の取引先での直接交渉、トラブル対応など、実践的な英会話が可能である人が求められるためです。
家族の生活にも直結するため、共働きで子どもの育て方も考えると現実的ではないのでこのレベルは最初から考えませんでした。
転職後も英語力アップの勉強は必要
外資系で働いてみて感じたのは英語力は「Must have」ではなく「Nice to have」。絶対できないとクビになるというわけではありません。
まずは最低限の英語はできる状態で、転職してからは、より仕事をスムーズにできるようにするために英語の勉強は続けていく必要があります。
英語ができないから外資系に転職するためにやったこと
英語ができない私が外資系への転職のためにやったことはこの5つです。
・英語を話せる日本人とオンライン英会話
・英語圏の人とオンライン英会話
・ビジネス英語でオンライン英会話
・TOEICの勉強
・外資系の求人情報を常にチェック
メインはオンライン英会話です。効果が現れるまで時間がかかるので、まずは英会話から始めていきます。TOEICの勉強と外資系の求人情報チェックもほぼ同時並行で始めますが、外資系転職を本格的にするぞ!と決めたあたりで一気に短期でやっていくと効率が良いです。
英語に触れる量をとにかく増やす努力が必要!
英語を話せる日本人とオンライン英会話
当時英会話というものをしたことがなく、「世界の果てまでイッテQ」の出川さんレベルの英語力だったと思います。外国人がなんかと思っていたので、まずは日本語講師が多数在籍するワールドトークに登録しました。
- 日本人講師をメインとした、オンライン英会話サービス
- 文法の間違いや、発音の癖など、細かい修正を日本語で説明してもらえる
- 自分のレベルに合った学習カリキュラムを講師と相談できる
英会話でも、わからないところを日本語で確認できる安心感はありがたかったです。先生ごとのプロフィールも日本語で書いてあるので、趣味が合いそうな先生を選んでいました。
しかしワールドトークは先生ごとに受講料が異なり、日本人講師は高めの設定です。当時手取り16万ぐらいだった私には結構な負担でした。英会話自体怖くないなと感じてきた半年ぐらいでワールドトークを卒業し、次のステップに移ります。
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英語圏の人とオンライン英会話
さあ英語圏の人たちと英会話をしてみよう!と意気込んで登録したのは下記2つのオンライン英会話です。登録していた時期は異なりますが、どちらも半年〜1年ぐらい続けていました。
DMM英会話
DMM英会話はめんどくさがりな自分でもなんとか英会話を続けたいときに重宝しました。スマホアプリが使いやすかったので、帰りの電車の中でサクッと予約して、家に着いてすぐにレッスンなんてこともできます。
当時飲み会の帰りに酔っ払いながら予約して、酔っ払ったまま英会話したのも良い思い出♪
- 他オンライン英会話サービスの中で圧倒的に安い(1レッスン161円〜)
- 24時間365日いつでもレッスン可能
- 世界125ヵ国10,000人以上の講師が在籍しているのでいろんな英語を経験できる
- 公式アプリでスキマ時間に英語学習もできる
英語圏の様々な国の人が先生をしているため、英語の訛りがそれぞれ違くて毎回いろんな発見がありました。
ネイティブの英語じゃないと間違った発音や話し方を覚えてしまうのでは?
実際働いてみると中国人やメキシコ人と英会話したりすることもあって、むしろ癖のある英語を知っておいてよかったですよ。
企業や配属にもよるので実際に働いてみないとわからないですが、どんな英語が来ても対応しやすいので、いろんな英語を聞いておくのも良い経験です。
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レアジョブ
レアジョブはお金のことを気にせず、たくさん英会話したい!ときによく使っていました。
- 日常英会話コースとビジネス英会話コースがあり、目的によって英会話の内容を選べる
- レベルに合わせて日本人講師サポートレッスンとフィリピン人講師レッスンを両方受講可能
- 有名大学の学生や採用率1%の優秀な講師が多数在籍
当時一番格安でオンライン英語を受けられました。(2024年現在はDMM英会話の方が安い)やっぱり英会話は質より量だと思ったので、安くて毎日受講できるのはありがたいです。
学生の方々が先生をしているということで、たま〜に英会話しながら別のことをやってしまう学生さんもいたようです(※友人談)私は半年間やっていて一度もそのような方とは当たらなかったのですが、ダメだなと思った人は次選ばなければOKです。
法人契約もたくさん結んでいるので、現在・転職後の職場でも福利厚生でお得に受けられる可能性もあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
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ビジネス英語でオンライン英会話
英語圏の人たちとの英会話も慣れてきたころ(英会話を始めてから1年後ぐらい)、ビジネス英会話もしなくてはと思い始めました。そこでビジネス英語に特化したオンライン英会話ビズメイツに登録しました。難しそうだからすぐ辞めちゃうかもと思っていましたが、意外と1年ぐらい続きました。
- ビジネス特化型教材を使用、ビジネスで発生する様々なシーンに対応できる実践力も身に付く
- トレーナー全員がグローバルビジネスでのルールやマナーにも精通したビジネス経験者
- トレーナーからのレッスン中のフィードバックを参考にして復習できる
実は応募してすぐに面接の案内が早くきてしまったので、ビズメイツを初めて2ヶ月で面接を受けることになってしまったのです。しかし転職後、働き初めて実際にどんな英会話が使われるかを知ってから、ビズメイツの英会話が効果を出してきました。
ビジネスでよく使う便利な返しとかを教えてもらって実際に本番で使って、と良いループができました。
日常会話系の英会話レッスンだと趣味の話をしたりスラングっぽい話をして楽しかったのですが、やっぱりビジネス英会話は別モノ!しっかり専門的に学びましょう!
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TOEICの勉強をする
応募資格に入っている以上、TOEICの勉強をやらなくてはいけません。私がやっていたことはひたすらTOEICの過去問を解くことでした。出題傾向は変わりやすいので、過去3年分を2週するといった感じでしたね。TOEICというテストに慣れることと英語の基礎文法を思い出すことができます。
オンライン英会話でリスニングの点は稼げると思いますが、リーディングは過去問をやりまくって伸ばしていきましょう。TOEICはコツを掴めばある程度点数が伸びるので英会話のモチベーションが落ちたときの心の支えでした。
私は外資系の転職で英語の筆記試験がありました。独自のテストでしたが、TOEICの勉強をしていてよかったです。
外資系の求人情報を常にチェック
私は派遣の期間が長かったり年収300万あたりを迷走していたため、ハイクラス系の転職エージェントは使用できませんでした。しかし誰でも登録できる転職求人サイトや、間口が広いエージェントサービスでも外資系の求人は見れるので、下記の求人サイトに登録してそこから希望の企業の求人をみつけました。
リクナビNEXT
日本最大級の求人情報量と独自の高精度AI がトータルに分析。自分に合った求人を膨大なデータの中から的確に抽出してくれます。
求人サイトではずば抜けた求人数とサイト自体の使いやすさがとても気に入っているので、新卒のころから使っています。転職を考えていないときにも登録してこんな会社あるんだなあと勉強にも使わせていただきました。
私が外資系の転職先を見つけた求人はリクナビNEXTでした。
\求人数No.1/
doda
dodaもよく使用している求人サイトです。「転職人気企業ランキング」や「人気企業300社の合格診断」といったコンテンツもあって、自分を知るのに良いサイトだと思います。
個人的に好きなのは、検索の切り口が多数あるところで、はたらき方から探すで検索の幅が広がります。
\ 自分に合ったはたらき方を見つけられる /
求人情報を載せている求人媒体と異なりますが、転職エージェント登録もしておくと、一般には公開されていない求人もチェックできるので、この2つは登録しておきましょう。
リクルートエージェント
- 公開求人に加えて10万件の非公開求人あり
- 全国各地に事業所があり全業種・職種を網羅的にカバー
- 経験豊富なキャリアアドバイザーからアドバイスを受けたり職務経歴書の添削をしてもらえる
派遣のときでも登録ができたので、転職のたびに登録していました。キャリアアドバイザーの方も親身になって聞いてくれるので、まだ方向性が決まっていない状態からでも相談にいくのもありでしょう。
\求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1/
doda転職エージェント
- 非公開求人を含め、約16万件の求人数
- 転職サイトと転職エージェントが一体となった転職サービスなので両方登録すると情報連携が楽
- IT業界や飲食業界など様々な業界に詳しいキャリアアドバイザーも在籍
転職サイトのdodaと連携して経歴情報も共有できるので、簡単に登録できます。dodaだけの求人もあるので、こちらも求人チェックに利用しましょう。
\ オンラインで転職相談 /
外資系に転職して良かったこと、大変だったこと
英会話のレッスンを積み重ね、ようやく外資系の転職を成功させることができました。外資系に転職して良かったことも大変だったこともたくさんありました。
年収が300万上がった
やっぱり収入が爆上がりしたのが一番嬉しかったです。心の余裕が一気にできてプライベートの悩みも小さく感じるようになったり、お金が理由でできなかったことができたので、人生がより楽しくなりました。
ずっと長い間できていなかったことは、キャリアコーチングを受けることでした。プロにお金を払って、徹底的に自己分析をしたり、将来のキャリアプランニングを立てたりします。しかしキャリアコーチングは料金が高く、受講をためらっていましたが、金銭的な余裕ができてきて受講を決意しました。
金銭的余裕は生活を豊かにしてくれます
キャリアコーチングが気になる人はこちらを参考にしてくださいね。≫キャリアコーチングって怪しい?実際に受けてきた感想と後悔しない選び方を解説
キャリアに自信が持てるようになった
せっかく頑張って大学まで行ったのに、転職5回と派遣もいくつか経験していた私は、キャリアに自信が全くありませんでした。外資系企業に転職して正社員としてがっつり仕事する経験を経て、やっと人前でも自分の仕事の話ができるようになりました。
ストレートに外資系企業に入ってプライドの高めの同僚もいましたが、20代にいろんな挫折を味わった私は、幅広く人の話を傾聴できるように成長できたと思います。より人生に深みが出たのではないかなと感じるようになりました。
外資系企業に転職した後も英語のスキルアップは続く
大変だったこともたっくさんあります。会議の内容を理解するのに人の倍以上かかったり、メール作成だけで何時間もかかってしまったり、転職後も英語で苦戦を強いられることは多々ありました。転職後もひたすらオンライン英会話を続けたり、外国人に積極的に話しかけに行ったり英語学習は続いていきます。
英語ができなくても外資系企業を目指せる
今振り返ると外資系で働いていた時期が、社会人になってから一番人間として成長できた時期だったと感じています。いろんな人種の人に揉まれ、伝わらないことに悩み、でもなんとかする。なかなかできない経験ばかりなので、英語ができなくても外資系転職にぜひ興味を持ってもらいたいです。
やった後悔よりやらなかった後悔の方が心に長く残ります。人生を変えてみたいその一歩に外資系への転職に挑戦してみませんか。
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