履歴書を企業ごとに書くのがめんどくさい…。
面接準備したいのに履歴書に時間をかけられない。
履歴書を書くのがめんどくさい…でも適当に書いてしまっては、書類選考の時点ではじかれてしまいます。
この記事では履歴書を書くのがめんどくさい人におすすめの履歴書の書き方や、履歴書でやってはいけないことを紹介します。
転職を20代で5回もしてきた私は、数え切れないほどの履歴書を書いてきました。何回も書く中で、履歴書にかける労力の削減には特に力を入れてきました。
20代で転職4回から、某大手外資系メーカーに正社員として転職したときの履歴書がこちら↓
※小さいので拡大してみてください。
しっかり書けている感じに見えますが、作成には1時間もかかっていません。この記事を読めば、最小の労力で大手企業を通過するレベルの履歴書の作成ができます。
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履歴書を書くのがめんどくさい理由
履歴書をめんどくさいと思う理由は下記のとおりです。
- 手書きの効率が悪いから
- 学歴や職歴、資格を調べるのに時間がかかるから
- 志望動機や自己PRを企業ごとに書かなくてはいけないから
手書きの効率が悪いから
履歴書は企業に自分を売り込むための大事な書類なので手抜きはできません。内容がスカスカだったり、誤字脱字だらけの履歴書は、採用担当者に悪い印象を与えます。
私は新卒のとき、手書きの履歴書ばかりだったので、本当にしんどかったです。丁寧に綺麗に書かねばという気疲れと、ミスったら即終了のプレッシャーで泣きながら作成していたのを覚えています。
元エージェントの夫によると、手書きを求める企業は、文字を枠内できっちりおさめたり、綺麗な文字から丁寧な仕事ができるかを判断しているそうです。
文字には人となりが反映されると企業の偉い人が言っていましたが、転職活動の忙しさに全くその言葉は響かなくなりますね。
最近は手書きが減ってきたのは幸いです。
学歴や職歴、資格を調べるのに時間がかかるから
入学・卒業の年号、入社・退職の年号や月を調べるのは意外と時間がかかります。さらに資格も取得年月や正式名称を記入が必須なので、合格証を探したりと、なかなか履歴書作業に着手できません。
一つひとつ異なる書類を調べたりするので、面倒です。
志望動機や自己PRを企業ごとに書かなくてはいけないから
企業ごとに求める人材が異なれば、企業ごとに異なるアピールポイントを用意しなければいけません。さらに志望動機は、企業調査をした上で、自身のアピールポイントと企業の展望を結びつけたり考えることがいっぱいです。
めんどくさい…でも志望動機は手が抜けないからやっかいです。
履歴書を書くのがめんどくさいなら省力化しよう
履歴書がめんどくさい理由を踏まえて、めんどくさいポイントをなくしたり、 簡略化していきましょう。
- パソコンで作成しよう
- 学歴や職歴、資格を調べたら記録しよう
- 汎用性の高いエピソードを活用しよう
- 転職エージェントを活用しよう
パソコンで作成しよう
最近は手書きでもパソコンでもどちらでもOKな企業が増えています。ならばパソコン一択です!パソコンで作成すればメリットはいっぱいです。
- 一度作成した情報や文章を何回も使える
- 誤字や内容の変更が簡単にできる
- 文字の大きさや間隔が均一にできる
- 電子データとして保存できる
パソコンで履歴書を1回作れば経歴や資格も再利用できるので、変更が必要な箇所だけ訂正すれば問題ありません。また書き直しも不要です。
レイアウトが整っているため、誰でも読みやすい履歴書を簡単に作成できます。複数の企業に応募する際や、将来の転職活動のために、履歴書を電子データで管理することは必須です。
私もパソコン使用可になってから効率が上がり、採用される頻度も高くなりました。
どうしてもいきたい企業が手書き指定である場合以外は、パソコンでいきましょう。
学歴や職歴、資格を調べたら記録しよう
そんなの覚えてるから大丈夫だよ〜と思われるかもしれませんが、細かい経歴はすぐに忘れます。
私も3回目までの転職までは、「あれ、何年何月に転職したっけ?」「この資格の正式名称忘れた。」とか言っていました(笑)
学歴や職歴、資格は基本足していくものなので、1回履歴書を作成したら、クラウドで保存が鉄則です!
次の転職までにパソコンが変わっても、使えるようにします。
汎用性の高いエピソードを活用しよう
自己PR用の汎用性の高いエピソードのストックを複数用意しておきましょう。具体的な汎用性の高いエピソードは下記を参考にしてください。
- インパクトのある経験
- チームで何か役割を果たした経験
- 売り上げに貢献した経験(数字必須)
- 業務の効率をよくした経験(数字必須)
50社以上の面接を経験した中で、リーダーシップ、コミュニケーション能力、協調性が汎用性が高いと感じます。
私は5個ぐらいエピソードを文章化して、企業ごとに選んでコピペしていました。
自分にそんな経験なんてないよ…と思いますよね。そんな人は最初に自己分析を先にやることをおすすめします。
私も履歴書を書く都度に自己PRを考えていました。実は自己分析をガッツリやって、過去の経験をきれいに棚卸ししてからだと、自己PRが出てきやすくなりますよ。
自己分析を自分で書籍や転職セミナーの資料を使って1人でできる人もいます。でも私はできなかったので、キャリアコーチングを利用しました。
キャリアコーチングが気になる方はこちら≫マジキャリの評判・口コミまとめ|利用者のリアルな口コミとメリット・デメリットを紹介
自分が本当に何がやりたいのか、突き詰めて考える良い機会でした。
転職エージェントを活用しよう
転職エージェントを利用して、書類作成のサポートを受けるのをおすすめします。おすすめの転職エージェントは下記の2社です。
転職エージェントは専門的なアドバイスや履歴書の添削を行ってくれます。
1人で作成すると、「このエピソード絶対ウケがいいだろう」など独りよがりになりがちです。他者の視点を入れることで、履歴書の完成度が引き上がります。
意外と誤字脱字もここで発覚します(笑)
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最後に絶対確認作業を入れよう
パソコンで作成した履歴書は、前に応募した企業の情報が残っていたり、志望動機が異なる企業の内容になっていたり、修正し忘れが起こりやすいです。
確認作業は最後に絶対にやりましょう!確認作業ですべきことは下記の3つです。
- wordかgoogleドキュメントにコピペ
- 自分で声に出して読む
- 他の人に一度読んでもらう
wordやgoogleドキュメントは誤字脱字を波線で教えてくれるよ。
最初から100点を目指さなくても良いということを、念頭においてくださいね。何回か人に確認してもらううちに、完成していくものなので、気を張りすぎず作成していきましょう。
履歴書を書くのがめんどくさい人のための履歴書見本
某大手外資系メーカーに転職したときの、私のリアルな履歴書を見本にしてみました↑下記項目ごとに解説していきます。
- 個人情報欄
- 学歴・職歴記入欄
- 資格・語学欄
- 志望動機
- 自己PR欄
- 本人希望欄
個人情報欄
ここはありのままに正直に書きましょう。提出の前後に引っ越したり、誕生日があったりすると地味に書き換える必要があるので要注意です。
学歴・職歴記入欄
粛々と正直に書きましょう。転職回数が多すぎて(私の場合派遣もあるし)、書きたくない気持ちはめっちゃわかりますが、書くしかないんです。面接でしっかり説明できればOKです!
学校名や会社名、資格名の正式名称はGoogleで調べてしっかり書いてあげましょう。さすがにプロでもここまではわからないと思うので。
転職回数で切ってくるような企業は、この時点でさよならしてあげようというメンタルでいきましょう♡
資格・語学欄
資格は応募企業に関係するものを選んで書きましょう。資格欄の7割ぐらい埋まるぐらいの数が良いですね。
足りないかもと思ったら、見本のように、「勉強中」として欄を埋めつつ、向上心ありますをアピールしちゃいましょう。
TOEICは600点以上なら書きましょう。ちなみに私が受けた外資系企業のTOEICの点数ボーダーは700点だったので、ギリギリセーフでした!
TOEIC400点→700点にするまでのやったことをまとめた記事はこちら≫英語ができないのに外資系に転職できた私がやったこと5選
志望動機
志望動機はシンプルコピペは難しい箇所ですね。でも自己PRを派生させることは可能です。私は自己PRストックにかいたエピソードを、企業の特徴に合わせて書きました。
- 企業の求める人材を確認
- 自己PRの中から近しいものをピックアップ
- 組み合わせて、企業のニーズに合わせる
①,②ができていれば、③はエージェントの得意分野なので、エージェントに相談しましょう。
自己PR欄
「汎用性の高いエピソードを活用しよう」の項目で解説したとおり。自分だけの自己PRストックを作って、企業ごとに使い分けていきましょう。
自己PRストックは、wordかgoogleドキュメントに保存しておくと、管理が楽ですよ。
本人希望欄
ここはほぼ「貴社の規定に従います。」ですね。
やむを得ない家庭の事情(育児や介護など)がある人は、しっかり書いておきましょうね。
履歴書を書くのにやってはいけないこと4選
履歴書でやってはいけないことをまとめました。履歴書提出前に1回はここを振り返ってくださいね。
- 嘘や前職の機密情報を書く
- 会社のPCで作成する
- 履歴書の内容がスカスカ or ぎっちり
- 履歴書にミスがある・マナーを守らない
嘘や前職の機密情報を書く
だいたいの企業の就業規則に反するため経歴詐称はまじでやってはいけません。説明がめんどくさい経歴がある、転職回数が多いから書けない、などを理由に書き換えてしまうことですね。
気持ちはめっちゃわかりますけど、ここは正直に書かねばいけないんです…。あとで発覚すると合否に直接関係のない箇所であっても、内定が取り消される可能性もあります。
また前職の機密情報を書くと、応募先企業の信頼性も失い、現職を失う恐れがあります。
会社のPCで作成する
会社のPCで作成するのは絶対ダメです。会社とは物理的に切り離した環境で履歴書を作りましょう。過去に「バレないようにするから大丈夫〜」と言っていた友人が、teamsの画面共有でバレて上司に怒られていました。
会社のパソコンは会社のものなので、その会社のためだけに使いましょう。
転職活動をするのにmy PCは持っておきましょうね。
スマホでも履歴書の作成はギリできますが、効率が悪いです。時間と手間がかかるし、見づらいので記入ミスが起きがちです。中古でもメルカリでもいいので、自分用パソコンは買いましょう。
履歴書の内容がスカスカ or ぎっちり
自己PRがなさすぎる…想いを詰め込みすぎて書きすぎてしまった…。気持ちはとてもわかるのですが、初めましての面接官には伝わらず、ただ評価が下がってしまうだけです。
「履歴書は人間が読むんだ」と思って、読んでもらえる履歴書を作りましょう。
履歴書にミスがある・マナーを守らない
1つひとつは小さいミスですが、読む側からすると、「履歴書という大事な書類でもミスをするなら実務でもやりかねない」と思われ、ダメージが大きいです。
下記に履歴書でやりがちなミスをまとめました。
- 誤字脱字
- 変換ミス
- 文法がおかしい
- 誤情報がある(企業名間違え、年号が統一されていない)
- 書式が統一されていない(文字サイズ・フォントがバラバラ)
- 不要な装飾がある
文字フォントは明朝体やゴシック体、游明朝体あたりが良いでしょう。文字サイズ、行間、文字色は統一します。
フォントの色変更や太字にするなどの余計な装飾は避け、具体的なエピソードと数字を用いた内容で勝負しましょう。
履歴書のマナー違反は地味にあります。学校では教えてくれませんが、「〇〇ナビ 履歴書の書き方」を調べると詳しく教えてくれるので大変ありがたい世の中です。
私からは下記のポイントだけお伝えします。
- 修正テープで修正されている
- 履歴書が汚れている・折れている
- 送付状が入っていない
全て私は経験済みですが(泣)、知らないとやってしまうかもしれませんね。お互い気をつけましょう。
まとめ|履歴書を書く労力は最小限に、でも守ることは守る
ここまでお疲れ様でした!
履歴書という書類一つでも、こんなに気を遣って考えなきゃいけないのは本当にめんどくさいです!でも便利になった時代、履歴書を書く労力は最小限にする努力を惜しまずしてください。
- パソコンで作成しよう
- 学歴や職歴、資格を調べたら記録しよう
- 汎用性の高いエピソードを活用しよう
- 転職エージェントを活用しよう
今転職するつもりがなくても、数年後はわかりません。未来の自分を苦しめないためにも、この記事でお伝えしたことを活用してもらえると嬉しいです。
\求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1/
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