キャリアコーチングって高いし、やる価値あるの?
キャリアコーチング公式の評判って、良いことしか書いてないから怪しい
キャリアコーチングサービスを提供する企業が増えていますが、公式の口コミ・評判は良いことばかりなので信用していいかわかりませんよね。
私はキャリアコーチングを31歳の時に受講しました。給料1ヶ月分以上の受講料を握り締め、勇気を出して挑んできたリアルな体験談を話したいと思います。
この記事では、キャリアコーチングで受講した内容、コーチとのやり取り、感じられた効果を解説します。当時実際に使っていた教材の一部も公開していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
記事を読めば、キャリアコーチングがどのようなものなのか、自分にはどんなメリットがありそうかがわかりますよ。
キャリアコーチングは良いところも悪いところもありましたが、トータル受けて良かったです。
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キャリアコーチングを受けた理由
私がキャリアコーチングを受けた理由は下記のとおりです。
- 人生に焦りを感じていた
- 人生に夢が欲しいと思った
- キャリアコーチングを紹介してもらった
人生に焦りを感じていた
人生で特にやりたいことはなく、20代は行き当たりばったりで仕事を変えてきました。何の技術や経験もないまま30代を迎えてしまい、無性に焦りが出てきたのです。
やりたいこともなくぼんやり生きている自分が嫌になってしまいました。
人生に夢が欲しいと思った
当時読んでいた東村アキコ先生の漫画で、「夢を持とう」というセリフがすごく響いたんです。主人公が30代の同じような境遇の女性で、色々自分とかぶってしまうところもあり…。
「夢が欲しい!人生でやりたいことを見つけたい」
と急に思うようになりました。
私がやりたいこと(夢)を見つけたい!と思わせてくれた漫画について熱く解説しています。≫【やりたいことがわからない】30代女子に絶対読んでもらいたい漫画
キャリアコーチングを紹介してもらった
やりたいことの見つけ方がわからないので、友人に相談したところ、キャリアコーチングをおすすめしてくれました。
私は当時、仕事の悩みが尽きなくて、友人にもよく仕事の不満をぶちまけていました。それを察した友人が、キャリアに特化したコーチングがあることを教えてくれたのです。
聞いたことないので不安はありましたが、信頼できる友人なので、勇気を出して受けることを決めました。後で聞いた話ですが、友人自身も受けて良かったのでおすすめしてくれたそうです。
友人は現在、自分の工房を持ち、大好きなクラフトワークを楽しんでいます。
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キャリアコーチングの流れ
私はマジキャリのキャリアデザインコースを選びました。無料体験を受けてから、35日間で全5回の面談を受けられます。キャリアコーチングの流れは下記のとおりです。
回数 | 内容 |
---|---|
無料体験 | マジキャリの紹介と今の悩みを限定的に深掘り |
1回目 | 現状と今の自分の悩みや不安をコーチに話す |
2回目 | 自己分析をする(幼少期〜大学卒業までの経験を深掘り) |
3回目 | 自己分析をする(新卒〜現在までのキャリアの棚卸し) |
4回目 | 自分の強み弱みと価値観の確認、ありたい姿を言語化する |
5回目 | ありたい姿までの具体的なアクションを決める |
面談ごとにスプレッドシートを使った課題が出るので、35日間ほぼ毎日キャリアについて考えていました。
無料体験
キャリアコーチングサービスを受ける前に、無料体験面談は必ず受けておきましょう。マジキャリでは60分の無料体験面談があります。
- 自己紹介 (5分)
- 話したい事・解決したい課題の確認 (5分)
- 課題についての深堀り(40分)
- マジキャリの紹介 (5-10分)
面談の最後に、マジキャリのコース紹介がありましたが、強めの勧誘って感じはありませんでした。
しかし、入会金5万が無料になるクーポンは、無料面談中に決断しないと使えないので、策士ですね(笑)。もう決めているなら使ったほうがいいですが、迷いがあるなら即決は避けましょう。
有料のコースを受けたからわかりますが、無料体験と有料コースは全くの別モノです。
無料体験では、自分でわかっている悩みを吐き出して、シートに整理するまでしかできません。
無料体験だけで満足できる人もいますが、私は就活セミナーの数枚の自己分析シートをやっただけと同じに感じたので、有料のコースまでしっかり受けようと思いました。
面談全体の雰囲気はとても良かったです。
無料体験の担当コーチは若い女性だったので、子育ての悩みがあった自分とは話が合わないと感じました。面談の最後に、有料コースのコーチは子育て経験のある年上の女性が良いと要望を出しました。
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1回目:現状と今の自分の悩みや不安をコーチに話す
無料体験で出した要望を快く受け入れていただき、バリキャリっぽい、でもカウンセラーのような柔らかい雰囲気のある女性が担当になりました。
最初にマジキャリに何を望んでいるか、サービスが終わった後どうなっていたいかコーチに伝えます。
そして現時点の人生の満足度をカテゴリーごとに数値化し、その点数をつけた理由と満点は具体的にどのような状態なのか言語化します。
ちなみに私の当時の人生の満足度がこちらです↓
仕事・キャリアがエグいほど低いですね(笑)
息子が生まれたばかりで、体力的にはしんどかったですが、プライベートは充実していました。ただ仕事は本当に嫌すぎて、元の職場に戻るのが本当に吐きそうなくらい嫌だったんです。
嫌に感じている理由をコーチにしっかり突っ込まれるので、正直に話しました
2回目:自己分析をする(幼少期〜大学卒業までの経験を深掘り)
えっ!?ここまでやるの?と思うぐらいにさかのぼって自己分析します。0〜6歳のことなんて覚えてないよ!と思いながら、下記のような内容を書きます↓
他にも家族構成や家族がどんな人か、学生時代の悩みなども話したり、なんだか恥ずかしかったです。でも過去の思い出を掘り起こす作業を時間をかけてするのは、面白いと思えてきました。
「幼少期、田舎暮らしなのに虫が嫌いだった」と言ったら、「なんで虫が嫌いだったの?」とコーチに聞かれ、虫だけで何ターンかしました。笑
些細な自分の感情の癖だったり、どういう時に幸福感を感じたりするか、感覚的に思っていたことをじっくり言葉にしていく作業は楽しかったです。
自分の名前の由来を想像するという課題なんかもあり、普段考えないことをたくさん考えさせられました。
3回目:自己分析をする(新卒〜現在までのキャリアの棚卸し)
私にとって3回目が一番難所でした。
私の人生は大学卒業後からおかしくなっていったので、辛いことも悲しいこともほとんど20代に凝縮されていたのです。
コーチは「なんでも思うままに話して良い」と言ってくださったので、本当になんでも思うがままに話しました。この会社は仕事がめんどくさいから辞めたとか、トラウマになっていたモラハラ上司に言われたこととか、なんでも。
エージェント相談では、企業に配慮して言えなかったことも、全部吐き出せました。
仕事の成果ややりがいを書く欄は全く書けませんでしたが、退職理由はガッツリ書きました。コーチのアドバイスで、退職理由をホンネとタテマエで分けて書いたりして、自分の正直な気持ちを整理できました↓
この回は課題シートに過去のことを書いているだけで、本当に吐きそうでした。
キャリアコーチングでは、過去の経験を思い出し、泣いてしまう方々もおられるそうです。確かにすっごく心が疲れ、しんどさを感じます。
マジキャリでは精神疾患の方は事前にお断りしますと書いてあったのも納得です。私も悩んでいた時期がありましたが、精神的に不安定な状態では、この負担には耐えられないだろうと思いました。
4回目:自分の強み弱みと価値観の確認、ありたい姿を言語化する
今までの自己分析のまとめ作業と自分がどんな姿になっていたいかを話しました。
自己分析を見返すと、この時点で私のやりたいことの原石と埋もれてしまった理由が見えてきます。
- 学生時代、環境問題に興味があった
- 個人で調べ物したり、調査するのが好き
- 就職活動がうまくいかず、その道を諦めた
- 社会人になり人間関係につまづく
- 誰かに指示されることが苦手
- 環境に関する仕事は稼げないと思った
やりたいことはなんとなくありそう…でも自分にどうやって実現できるの?まだはっきりしない!
また、自分が憧れる人を本気で考えて、なんで憧れるのかも詳しく掘り下げます。
↑私はくるみの木代表の石村由起子さんを挙げました。奈良で素敵な雑貨やカフェを営んでいる空間コーディネーターの方です。気になる方はぜひ検索してみてくださいね。
5回目:ありたい姿までの具体的なアクションを決める
ありたい姿は5年から10年先ぐらいまでの未来をイメージして設定していきます。私がそのときに書いた、ありたい姿はこちら↓
※コンポストとは生ごみを土に還す仕組のこと。
4回目で原石だった私のやりたいことを、5回目ではもう少し深掘りして現実味を出していきます。
学生時代、環境問題に興味があった→環境問題への興味関心は今でも変わっていない
自分で調べ物したり、調査するのが好き→自分で気になったことの調査は楽しい
就職活動がうまくいかなくてその道を諦めた→大卒で環境関連の研究機関に入ろうしたが、挑む場所を間違えていた
社会人になってから人間関係につまづきやすくなった→会社の政治や空気が読めず、そもそも会社員が向いていないとわかった
誰かに支持されることが苦手→個人で活動できる個人事業主になれば良い
環境問題への取り組みはお金が稼げないと思った→仕事とやりたいことは分けて考える。得意なウェブ関連の仕事で個人事業主になって稼ぎつつ、やりたいこと(環境問題への取り組み)は別でやろう。
上記をまとめると、下記のような結論が出ました。
コンポストを広げる活動を通して環境問題に取り組みたい
仕事とやりたいことは切り分けて、得意なウェブ関連で生活費を稼ぐ。やりたいことは収益化にとらわれず、自分のやりたいようにやる!
キャリアプランニングをしていたのに、まさかのやりたいことはメインの仕事にしないという結論になりました。
転職支援を受けたい人は自己実現コース・安心転職コース
転職まで考えている人は自己実現コース・安心転職コースを選ぶと、転職支援まで受けることができます。
私もキャリアコーチングを受ける前は転職支援も受けるか悩んでいました。
しかしキャリアデザインコースを受けた結果、個人事業主になるという結論に至ったので、キャリアデザインコースまでで満足できました。
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キャリアコーチング後に感じた効果
キャリアコーチング後に自分に起きた変化や効果をまとめると下記のとおりです。
- 自分の価値観がはっきりして、他人の評価に惑わされなくなった
- 人生でやりたいことがわかった
- 自信を持って将来のキャリアを話せるようになった
- 面接の通過率が上がった
自分の価値観がはっきりして、他人の評価に惑わされなくなった
何かを判断しなければいけないときに、自分に問いかける癖がつきました。自分に嘘をつかないよう、自分の中でなぜそう思ったのか、なぜやりたくないのかはっきりさせることができました。
今まで周りの顔色を伺っていた私ですが、自分の意見も言えるようになりました。
人生でやりたいことがわかった
私は「コンポストを広げる活動で、環境問題に取り組みたい」とやりたいことが明確にわかりました。
私のやりたいことは、稼げなくて仕事にできないから、やりたいことにはできないと思い込んでいました。「やりたいこと(夢)=仕事」という先入観が邪魔をしていたんですね。コーチングを通して、その考え方がガラッと変わりました。
自信を持って将来のキャリアを話せるようになった
「コンポストを日本中に広げたい」と友人や家族に話せるようになりました。
元キャリアエージェント勤めで、キャリア思考に厳しい夫にもちゃんと話せるようになりました。今までは感覚的に話してしまっていたので、論理的思考の夫には伝わりづらかったのです。
夫もやりたいことを理解して、応援してくれています。
面接の通過率が上がった
自己分析を徹底的にやったことで、就職活動での志望理由や自己PRの内容に統一感が出て、理由を聞かれたらスラスラ話せるようになりました。
面接でもきちんと話せるようになったので、以前のように緊張することなく面接に挑めるようになりました。
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30代におすすめのキャリコーチングサービス3選
30代におすすめしたいキャリアコーチングサービスは下記3つです。各サービス、コースによって価格や内容も違います。下記の各サービスの特徴を見て、無料体験を受けてみて、自分に合ったコーチングサービスを選びましょう。
マジキャリ|将来的を見据えてキャリア設計したい人におすすめ
- 徹底的に自己分析ができる
- 転職支援も併せて受けられる
- キャリアプランだけではなくライフプランまで考えることができる
ちなみに私は下記のポイントで、マジキャリを選びました。
- こちらの意見も考慮して担当コーチを決めてくれた
- キャリアコーチングの流れがわかりやすかった
- 自己分析とキャリアプランに特化したコースがあった
マジキャリを受講した体験談もあるので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。≫【マジキャリ体験談】キャリアコーチングでサービスを受けてきた話
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ポジウィルキャリア|キャリアコーチング業界トップの実績
キャリアコーチングサービスは最近増えてきたサービスですが、ポジウィルキャリアは業界内では比較的早く事業を始めています。現在(2024年7月時点)では相談者数累計33,000人を超える実績があるほど、コーチングサービスのパイオニアとも言える存在です。
- 独自のキャリア支援が受けられる
- トレーニングの内容が豊富
- ユーザーの年収アップに関する評判が高い
\20-30代相談実績No.1/
キャリート|自分のキャリアに自信がない人におすすめ
キャリートは今までの仕事の経験に自身が持てなかったり、転職を繰り返してしまう人に寄り添ったキャリアコーチングを得意としています。受講料金も他社と比べると比較的安く、受講ハードルが低いので受けやすいでしょう。
- 一生モノの自己分析方法やキャリア設計スキルが身につけられる
- コーチ全員がキャリアコンサルタントもしくはプロコーチ資格保持者
- 転職回数が多い人や短期離職者のサポートに強みがある
\自信の持てるキャリアを見つけたいなら/
キャリアコーチングの申し込みは1分で完了
おすすめしたキャリアコーチングサービスの申し込み方法に大きな違いはありません。代表してマジキャリの申し込み方法を紹介します。
60分の無料相談はたった一分で完了します。スマホからでも登録可能です。
- 下記の「マジキャリに無料相談する」をクリック
- 7問の項目に回答
- 規約に同意して無料相談をクリック
\60分のキャリア相談が無料/
「マジキャリに無料相談する」をクリックすると、LINEのようにチャット形式で質問されます。
- 性別
- 年齢
- 就業状況
- 年収
- 氏名
- 連絡先(メール、電話番号)
- 精神疾患に関する服薬の有無
マジキャリから、LINEの友達追加申請依頼と面談の希望日時の依頼についてメールが届きます。全て完了したら無料相談が受けられるようになります。
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まとめ|キャリアコーチングでやりたいこととやるべきことがわかった
20代は、がむしゃらに働いてきましたが、ふと30代を迎えると、自分が何をしてきたのか、これから何をしたいのか考えるようになります。
しかし現在30代の人たちは、キャリアプランを考えることは義務教育では教えてもらえません。もちろん自分で自然に考えられる人もいますが、教えてもらわないとわからない人がほとんどだと思います。
キャリアコーチングを通して、私はやりたいことが見つかり、何をすべきかまで明確にできました。同じような境遇の方がいたら、キャリアコーチングを試してもらいたいです。
まずは無料面談だけでも受けてみると、キャリアコーチングで自分がどう変われそうかイメージできるはずです。
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