【キャリア迷子】キャリアの方向性に悩む30代はどうしたらいい?|スキルがない、転職多め、やりたいことがわからない

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30代になって仕事の行き詰まりを感じる

自分に合った仕事がわからない


将来のキャリアが全くイメージできない

現状のキャリアにモヤモヤしていませんか?30代でキャリアにモヤモヤを感じている人はキャリア迷子かもしれません。

この状態をこじらせると40代ではキャリアの方向転換が難しくなり、取り返しのつかない状態に陥ります。

Tsukino

私は20代で転職5回を経験し、スキルなし目標もなしの正真正銘のキャリア迷子でした。

しかし、31歳のときにキャリアコーチングに出会い、キャリア迷子を脱出しました

この記事では、キャリア迷子になる理由やキャリア迷子を抜け出す方法、NG行動などを紹介します。

記事を最後まで読めば、キャリア迷子から抜け出すヒントが見つかり、充実した30代のキャリアを歩めるようになります。

結論|キャリア迷子から抜け出すには本気でキャリアプランを作成すること

キャリアプランとは、キャリアの長期的な目標を設定し、目標まで必要な行動をまとめた、キャリアの計画書です。

自身でもキャリアプランを作ることはできます。おすすめは、キャリアのプロの指導を受けながら、精度の高いキャリアプランを作れる、キャリアコーチングを利用するのが近道です。

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目次

30代のキャリア迷子の特徴

キャリア迷子の特徴を以下に列挙します。複数当てはまる方はキャリア迷子かもしれません。

  • 転職を何回も繰り返している
  • 自分のキャリアにモヤモヤを感じる
  • 仕事に毎日疲弊している
  • 仕事に家庭にいっぱいいっぱいになっている
  • やりたいことがわからない
  • 今自分が何を学ぶべきかわからない
  • 自分に合った仕事がわからない
  • 将来のキャリアがイメージできない
  • このままでいいのかわからない

いくつ当てはまりましたか?

Tsukino

キャリア迷子だったときの私は、私は7つ当てはまりました。

自分だけがキャリア迷子なのかもしれないという心配はしなくて大丈夫です。働く世代の8割は「キャリア迷子」になっているリクルートワークス研究所が発表しています。

でもキャリア迷子の状態は意識的に抜け出そうとしないとずっと続きます。30代のうちの早めのアクションが大切です。

まずはキャリア迷子になってしまう理由から理解していきましょう。

キャリア迷子から抜け出す方法はこちらからジャンプできます。

30代でキャリア迷子になる理由

キャリア迷子になってしまう理由は人によりさまざまで、主に以下の理由が挙げられます。

キャリア迷子になる理由
  • 一貫したスキルや経験がない
  • やりたいことが見つからない
  • 結婚や子育てでキャリアのバランスが崩れた
  • 実は20代からキャリア迷子だった
  • キャリアプランニングができていない

一貫したスキルや経験がない

転職回数が多い人が陥りやすいです20代のころはポテンシャル採用などで未経験でも転職しやすいため、仕事を気軽に変えられました。

その結果、30代で自分の手元に残るスキルやまとまった経験がないと気づくのです。

Tsukino

自分が何ができる人間なのか、どんな分野で活躍できる人間なのか、わからず悩みます…。

やりたいことが見つからない

仕事に限らず、人生を通してやりたいこと、やりたい夢が浮かびますか?

私はかつて何も浮かびませんでした。やりたいことは目標になり、日々の行動指針になります。

やりたいこと自体がないと、どこに向かって頑張っていいのかわかりません

やりたいこと=理想の仕事とは限りません。やりたいことは仕事でも家庭のことでも趣味でも、なんでも大丈夫です。

もちろん仕事でやりたいことができるなら、願ったり叶ったりですが、仕事は外的要因に振り回されやすいため、一緒にすると苦しむ人もいます。

結婚や子育てでキャリアのバランスが崩れた

結婚や出産により、家庭環境がガラリと変わる30代に多い悩みでしょう。

Tsukino

私も結婚して職場が変わり、働き方も変わり、何もかもリセットしなくてはいけませんでした。

子どもを保育園に預けられるようになってからも、呼び出しが週に3回以上きて、あっという間に有休消化がなくなり、職場でも良い顔をされませんでした。

今までできていた仕事ができない焦りから、キャリアの方向性を失っていきます。

実は20代からキャリア迷子だった

悲しい現実なのですが、30代にキャリア迷子の人は、20代からすでにキャリア迷子だった可能性があります。

協調性が大事にされる風潮が強く、周りに流されていたら、実は友人たちは先のキャリアに進んでいた、なんてこともあるでしょう。以下の言葉を上司や家族から聞いたことはありませんか?

とりあえず3年は働こう

転職はなるべくしないほうがいい

我慢すればいずれは昇進できる

上記の言葉はもはや現代では呪いの言葉です。

Tsukino

30代は親世代の働き方と乖離があり、親からの助言に悩まされる人は多いはずです。

キャリアプランができていない

30代の方々がキャリアプランを自然に学べる機会はあまりありません。今は企業が学校などで支援する場を提供しているところもあります。

積極的にキャリアの勉強をしていないと、キャリアプランの必要性も学べません。いざ社会人になってからキャリアプランができていないと言われるなど理不尽なことが起きています。

Tsukino

キャリアプランがないと、自分の今の状態が把握できません。

「これ以上の成長はあるのか」「今の仕事を続けていいのか」など30代になるとキャリアの行き詰まりを感じ、現状に不安を抱いてしまいます

キャリア迷子から抜け出すための行動

キャリア迷子から抜け出すためには、キャリアの方向性を示す地図となるキャリアプラン」の作成が必要です。以下の手順で作成しましょう。

キャリアプランの作り方
  • 悩みの原因を整理する
  • 徹底的に自己分析をする
  • キャリアプランを書き出す
Tsukino

キャリアプランは誰から提供されるものではなく、自分で作成するものです。

悩みの原因を整理する

実際に紙やスマホのメモに書き出してみましょう。箇条書きでもいいので、自分の今の悩みや想いを余すことなく書き出します。

Tsukino

私は通勤中にスマホに書き出し、帰宅後にPCでマインドマップにまとめていました。

言語化することで、30代の漠然とした悩みは思っていたよりも大したことではなかったと気がつきます。頭の中で長く考え続けると悩みは膨らみ続けるので、いますぐ書き出しましょう。

徹底的に自己分析をする

自分の強み弱みや価値観をクリアにするために、自己分析をしましょう。就活のときにやったという人も、社会人経験を通して30代になった今では、強み弱みや価値観も変わってきているでしょう。

自己分析するには以下の方法がおすすめです。

  • 自己分析ツール付き書籍やサイトを参考にする
  • ストレングスファインダーを活用する

ストレングスファインダーとは、177問の質問に答え、自分の強みや才能を見つけられる性格診断です。下記の書籍で実践できます。

国内累計120万部のベストセラーで、多くのキャリアに迷う人々を助けてきました。じっくり時間をかけて自分の強みを見つけたい人におすすめです。

Tsukino

自己分析はもう一度やり直す価値は十分にあります。

キャリアプランを書き出す

キャリアプランを作る方法は以下のとおりです。

キャリアプランを作る方法
  • 現状の自分を把握する
  • 理想の自分を言語化する
  • 現状と理想の間で必要なものを考える

現状の自分を把握する

以下のポイントで現状の自分の状態を言語化します。

  • どんな思考の持ち主か
  • どんな仕事、活動をしているか

「できない」部分ではなく、今でも「できている」部分を中心に考えましょう。

私が使っていたキャリアプランシートでは、「どのような人か(Being)」「何をしているか(Doing)」に分かれていました。(以下参考までに)

理想の自分を言語化する

未来にどのような自分になっていたいかを考えます。長くても10年後までにしておきましょう。

Tsukino

30代のキャリアは変化が大きく、プライベートの都合でも変わる可能性が高いためです。

私は6年後までにしました。6年後→4年後→2年後→1年後と逆算しながら、各地点での理想の状態を記入します。

現状と理想の間で必要なものを考える

次は、理想の自分になるまでの間で、必要とされる以下の項目を書き出します。

  • 専門知識
  • 実務経験
  • 資格習得
  • 人脈形成

30代でキャリアプランを考えると、自然にライフプランに近いものができます。

Tsukino

20代とは違い、結婚・出産・子育てで家庭の比重が上がり、キャリアに影響するからです。

以下の要素を全て、1つのキャリアプランにまとめましょう。

  • キャリア(本業、副業全て)
  • ライフイベント(結婚、出産など)
  • 趣味、ライフワーク(地域活動、旅行など)

キャリア迷子を最短で抜け出す方法

キャリアプランの作成がキャリア迷子を脱出できる方法とお伝えしましたが、自分だけで頑張ろうとすると時間がかかったり、中途半端になったり、最終的には挫折する人が多いです。

Tsukino

実は私も何度も失敗をしています。自己分析ができず、理想の姿もぼんやりしていました。

キャリアプランを最短で確実にやりたい!という方にはキャリアコーチングがおすすめです。

出典:ポジウィルキャリア
キャリアコーチングとは

今のキャリアの悩みの深掘りや自己分析、キャリアプランの作成までをまとめて、プロのキャリアコーチに指導してもらえるサービスです。

Tsukino

10年キャリア迷子だった私ですが、31歳で始めてキャリアコーチングを受けて、道が開けました。

キャリアプランは自分だけしか作れないのに、自分だけで作るには工程が多くて難しすぎるんです。

「キャリアプランの作成を1人でできる自信がない」「途中でやめてしまった」という方々にはぜひ一度試していただきたいです。

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キャリアコーチング業界トップの実績の「ポジウィルキャリア」の評判記事はこちら

私のキャリアコーチングの体験談はこちら

30代のキャリア迷子のNG行動

キャリア迷子から抜け出せない、悪化させてしまう可能性のあるNG行動を解説します。

キャリア迷子のNG行動
  • とりあえず転職する・資格を取る
  • 自分だけでキャリアプランを完成する
  • キャリアに振り回される
  • 人と比較する
  • キャリアのことを夜に考える

とりあえず転職する・資格を取る

一時的な達成感や自信を得られるかもしれませんが、全くおすすめしません。転職や資格取得は、叶えたい目標があって(年収を上げたい、この仕事がやりたいなど)、それを実現するためのあくまで手段です。

長期的な目標やプランなしに行動すると、またキャリア迷子に戻ってしまいます

Tsukino

まずはキャリアプランを作ることが先決です。

自分だけでキャリアプランを完成する

完璧なキャリアプランができたと思っていても、自分一人で作ると完成度が低くなる可能性があります。本当に実現できる?流れが不自然じゃない?など他者に見てもらって、ダメ出しが必要です。

よくあるのがキャリアプランニングの途中で脱線したり、挫折してしまうことです。

Tsukino

キャリアコーチングを利用して、プロの指導のもと、確実なキャリアプランを完成させましょう。

キャリアに振り回される

キャリアは自分の思い通りに行かないことが多く、外的要因(人間関係、会社の業績、経済の流行)に影響を受けやすいです。

キャリア中心の生活にすると、バランスを崩しやすくなります自分でコントロールできることに割く時間(趣味の時間、家族や友人との時間)を増やし、心のバランスを保ちましょう。

人と比較する

人と比較することは、キャリアプランには悪影響しかありません。理想のキャリアを実現している人を参考にするのは有益ですが、比較してネガティブになってしまうなら今すぐやめましょう。

SNSが活発になったことで、他人の成功例が嫌でも目に入ってくるため、比べてしまったり、自分の価値観が揺らいだりします。SNSに注ぐ時間はキャリアプランを考える時間に回しましょう

Tsukino

30歳のころ、友人の海外赴任や結婚の報告が増えて辛くなり、一旦全てのSNSを消しました。

キャリアのことを夜に考える

キャリアの悩みは重く複雑なので、思考がネガティブになりやすい夜に考えてはいけません。休日の午前中など、時間と心に余裕がある時間帯を選びましょう。

キャリア迷子に関する質問

キャリア迷子に関する質問を以下にまとめました。

自分はどこにいってもうまくいかず、社会不適合者だと思います。どうやって生きていけばいいですか?

今いる場所が正しくないと思うなら、自分を疑うよりも環境を疑いましょう。

  • 自分に合わない仕事をやっているのでは?
  • そもそも合わない人と過ごしているのでは?
  • 仕事量が今の自分に適していないのでは?

環境を改善する、改善が難しいのなら環境を変えるのが先決です。自分が不適合なのではなく、環境と合わないだけです

ただ、無計画に変えるだけでは同じことを繰り返してしまうかもしれないので、キャリアプランを作ることから始めましょう。

仕事量が多くて辛いです。先々のキャリアを考える時間がありません。

キャリアダウンを選択することをおすすめします。30代女性は結婚や子育て、介護などでキャリアにそそげる時間と労力が自ずと減ってしまうのはもちろんのことです。

独身でも自分の能力以上の負荷をかけて無理して働いているならぜひとも選んでほしいです。

キャリアは積み重ねていくイメージのため、「30代でキャリアダウンなんて」と思うかもしれませんが、みんな頑張りすぎです。

30代はいろいろ経験しながら調整していくタイミングです。今のキャリアが負担に感じるならば、何かを減らすことも自分の人生には大切です

キャリアプランは自力で作れないですか?

自己分析用の書籍やサイトを利用しながら、作成することは可能です。

しかし、キャリアプラン全体を体系的に作り上げるには、キャリアの知識や自己分析の方法など複数の書籍を参考にする必要があります。

キャリアコーチングを利用すれば、キャリアプランの全工程をプロのキャリアコーチに指導してもらえるため、確実なキャリアプランが作れます。

忙しくてキャリアを考える時間がありません。どうしたらいいですか?

厳しい回答になりますが、30代はほとんどの人が忙しいです。その中でもご自身のキャリアを大切にされたいなら、何かの時間を削ってでもキャリアプランを作る時間を作りましょう

20-30代社会人向けの仕事の悩み相談に、元テレビ東京の佐久間宣行さんが回答するyoutube番組がありました(現在は非公開)。

そこで、「目の前の仕事に精一杯で将来のことを考えられない」という質問に対して、佐久間さんが「目の前のことで精一杯なのはみんな同じ、先のキャリアを考える時間を作れるかは自分次第」と回答していました。

キャリアの差はそういうところから広がります。忙しいのは大前提で、その中でどれだけキャリアのことを真剣に考えられるかが未来の明暗を分けます。

まとめ|30代のキャリア迷子に必要なのは確実なキャリアプラン

30代のキャリア迷子は多く、意識的に抜け出そうとしないとずっと続きます。30代のうちにキャリアプランを作成することが最優先事項です。

自分がキャリア迷子かもと感じた方は以下の手順でキャリアプランを作りましょう。

キャリアプランの作成手順
  • 悩みの原因を整理する
  • 徹底的に自己分析をする
  • 現状の自分を把握する
  • 理想の自分を言語化する
  • 現状と理想の間で必要なものを考える
Tsukino

キャリアプランがあれば現状を理解でき、理想の状態までの距離が明確にわかります。

しかし、キャリアプランは自分にしか作れないものですが、自分で作るには難しく挫折しやすいです。

最短で確実なキャリアプランを作るにはキャリアコーチングを利用しましょう。プロのサポートを受けながら着実に自分だけのキャリアプランを作れます。

無料のキャリアコーチング体験もできますので、気になる人は一度試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

20代に転職を5回経験。キャリア迷子だった30代のときに、キャリアコーチングを受けて人生の見え方が激変。今は1児の母となり、自分のペースで働く穏やかな生活を送っています。働き方に悩む30代の方々が、柔軟にしなやかにキャリアや生き方を考えていくための情報発信していきます。

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